So-net無料ブログ作成
検索選択

JUMP [SS]

本日の妄想:今更だけれどもイルカ先生はあたたかいひとvv

 

お久しぶりです~vv
みなさま お元気でお過ごしでしたでしょうか?
管理人はオフがちょっとアレでして、いつも以上に更新が滞っております;
すみませんねえ、申し訳ございません;
脳内はパンクしそうなほど妄想に溢れているのに書けないってツライ;;
桃色の鼻汁が垂れそうで心配です。

53巻、あうあうしました。
wj、どの隊にもイルカ先生がいないことにほっとしたようなしないような;
アニナルは孫を見るような目で見ています。

上忍待機所にもあるように人生色々ですね。
この人生の色々に負けないように、管理人の心にイルカ先生が棲みついているのですv
今現在、困難の中にあり、辛いお気持ちで過ごされているひとに捧げます。
届け!この愛!!

 

 

 

 

 

               ― JUMP

 

初冬の海の色は、冴え冴えとしていて波が荒い。
誰も居ない海辺は心寂しく、激しい海風で息をするのも儘ならない。

この海の底にいるみたいだと私は思う。
自分ではどうすることもできない状況の下、じっとうずくまるしかない。
耳が痛む。
心はもっと軋んでいるのだろう。

「こんなところで…風邪ひくぞ」
両手を耳に当ててうずくまる私を、腰に手を当てて仁王立ちしたイルカさんが見下ろす。
「黙って出てきて、ごめんなさい」
首をすくめて怒られるのを覚悟する。

だけど、イルカさんは小さく嘆息しながら、近くにしゃがんだ。
耳に当てたままの私の手を取ると、
当たり前のように自分の掌に収めてほうっと息を吐きかける。
イルカさんが傍に来るだけで、私のまわりの温度が上がる。

「あ~あ、こんなに冷たくなっちまって。 オレが風呂に行ってすぐにここに来たのか?」
「違うけど…耳がね、冷た過ぎて痛かったの」
「ん」

肩を抱き寄せられて耳にもほうっと息を吐きかける。

「温いか?」
「うん、あったかい」
「もう帰ろう。 宿に帰って風呂、入れ。」

私が元気を取り戻すために休暇を使ってくれるひと。
温泉の効能を吟味して宿を選んでくれるひと。
出される食事にも気遣って板前さんに指示を出してくれるひと。

「なんで、こんなに良くしてくれるの?」

髪を乾かして貰いながらぼんやりと尋ねる。
イルカさんは、ふっと笑う。

「なんでかな? 考えたこともねえ」
「私、こんななのに…」
「なに言ってんだ」
「…私、イルカさんの為になにも出来ないよ。 なんにも出来なくなっちゃった」

ドライヤーを片付けたイルカさんは、私の前に跪く。
じっと瞳をみつめる。
真剣な顔で。

「今はそういうときだから、いいんだよ、なんにもしなくって。 焦る必要も無い。 
そもそもおまえ、頑張り過ぎてこうなっちまったんだから」
「…そういうときって?」
私は睫を伏せて尋ねる。
一体、この”そういうとき”はいつまで続くんだろう?

イルカさんのあたたかい指がそっと頬に触れる。
自分の方に視線を移すよう促すように。

「つまり、充電期間ってこと。 高くジャンプしようとすれば、一旦しゃがむだろう?
バネと一緒さ。 縮んで伸びる。 今へこんでるのは、この次うんと伸びる為だ。
次にジャンプするときは、今までよりもっと高くもっと遠くへ跳べる筈さ」
「そうかなあ?」
「そうだよ。 オレが保障する。 おまえが跳ぶの、見ててやる」

自信たっぷりにイルカさんが微笑んだ。


イルカさんの笑顔を見ていると、足元と胸の内からあたたかくなってくるよ。
なんだ、私 愛されてるじゃんと安心できる。

「よろしくお願いします」
「おう、任せろ」

お辞儀をする私の頭を、イルカさんが笑いながらぽんぽんしてくれた。

 

 



 

 


 

 

 


コメント(2) 
共通テーマ:アニメ

コメント 2

ねね



ケイさん こんにちは♪
ご来訪とコメントをありがとうございます!

53巻!ねっ!すっごいよねっ!泣くよねっ!顎があうあうしたよねっ!
イルカ先生の御尊父様と御母堂様にも会えたしね!
私、53巻は1巻の次に好きで大事やわ~vv

そうなんですよ。
♪♪♪辛くなったらすぐイルカ~♪♪♪
辛くない人生って有り得ないからね、そういうときに心のつっかえ棒みたいなもんがないと…
あとね、私の場合、元気のモトがあるのv 嫁入りに持って来たのv
「これは3人のしっかりしていて、うっかりしていて、ちゃっかりしている3人の女の子の旅の物語です。人生の調子の良くないとき、これを読んで元気を出しましょう」
というタイトルの友達3人で書いた実話旅行記です。
表紙には「旅行記というものの観光案内はありません。いつでも、どこでも、3人一緒に居る限り、どんなトラブルも笑いに変えて、苦労を楽しむことができる私たちがなによりも素晴らしいのです」とか書いちゃってます。 若気の至り(笑)
今でも読むと腹筋が痛くなるほど笑えます。
過去の経験が自分を支えてくれるよね。
辛い思いも、もしかしたら、いつか役に立つのかもしれない と思えるようになりました。

黄砂が飛んで来ていて、霞んで見えて鬱陶しいですね。
ケイさんもどうかお元気でvv
いつもありがとうございます!!



by ねね (2010-11-13 22:52) 

ねね



千早さん いらっしゃいませv こんにちはv
イルカまみれの偏狭サイトにようこそお越しくださいました(笑)

ご友人と定期的な上映会とは、いいですね~♪ 
スローにしたり一時停止して盛り上がるんですよね?(←あっ我が家だけか;)

ウチのイルカ先生がツボとは嬉しいです♪
リアル生活がバタバタしていてなかなか思うように更新できませんが、
過去作品の数だけはありますので、お楽しみいただければ幸甚です。




by ねね (2010-11-25 15:16) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。