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新年会 [SS]

本日の妄想:イルカ先生は元旦に密かに誓いを立てる
一年の計は元旦にありっていいますからね。
忘年会のつづきで新年会って ベタ過ぎてすみません(笑)
相変わらずのバカップルでっせ。

 

 

 

 

 

 

 

あけましておめでとうございます

 

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あっ、もう7日ですね;;まだ大丈夫ですよね?
関西では15日の小正月までは松の内なんですが…

旧年中はお世話になりました
本年もどうぞよろしくおねがいしますv

 


因みに管理人の元旦は、例年の如く 日本酒黒豆・ごまめ の黄金三角食べで酔っ払い。
昼からは寝正月でした。なんて嫁だ;;

 

 

 

 

 

 

               ― 新年会 ―

 

アカデミーでは、新学期が始まる前夜に飲み会をする。
普通の飲み会だけど、名目だけは花見会だったり納涼会だったり、今回はもちろん新年会だ。
忘年会の夜、待ち望んでいた言葉を貰った私は、天にも昇る気持ちで新年を迎えた。
半日だけ戻った実家で、年の離れた弟が頬を染めて、姉ちゃん幸せそうだなあ なんて言う。
生意気言うんじゃないわよと小突いて誤魔化したけど、それほど解りやすかったのかと思うと忍としてどうなんだと反省しなきゃいけないのかも。

 


「なに?違うでしょ。アンタはあっちでしょ?」
いつもの定位置に座る私を同僚が叱るような口調で咎めた。
背中を押されて隣に座ると、イルカ先生はにっこり笑う。
あれから忙しい時間の合間に、食事をしたり散歩をしたり、デートっぽいことを何度か。
話す度にイルカ先生を好きだと思う。
なんて素敵なひとなんだろうと惚れ惚れする。

だけど今のこれはデートじゃない。
乾杯が終わると、新年会らしく熱燗片手に移動して、挨拶を交わし笑い合う。
他の人の席に居る時に感じるイルカ先生の視線がくすぐったい。
「イルカとはイイ感じみたいだな。 どうだ? もうちゅーしたか?」
酔っ払った先輩が、大きな声でがははと笑う。
「ガキじゃねえんだから、変なこと言わないくださいよ!」
少し離れた席から、先輩よりも真っ赤になったイルカ先生がそう言った。

 

忍にとっては年末も新年も有って無いようなものだけど、
イルカ先生はそういうのを大事になさっているように思う。
新年会の帰り道、今年はまだ初詣してないから一緒にどうかと誘われた。
勿論、私はこっくり頷く。
一分一秒でも一緒に居たいから。
小雪が舞う今宵、何かが起こりそうな予感がするから。

正月六日ともなると、露天商は店じまい。
人影がない深夜の神社は少し薄気味悪い。
ポーチから小銭を出したイルカ先生は、七色の紐を大きく振って鈴を鳴らした。
かしわ手を打って合掌する横顔に見惚れている場合ではない。
私も急いでお賽銭を投げ入れてかしわ手を打った。

里が平和でありますように。
元気に任務をこなせて楽しく暮らせますように。
イルカ先生とラブラブでいられますように。

あれっぽっちのお賽銭でどんだけ頼んでんの私…と自分でツッコミつつ、イルカ先生を見遣った。
あらら、まだ拝んでる。
口元が小さく動いて、ぶつぶつ何か言っている。
最後にもう一度かしわ手を打って、イルカ先生が私に向き直った。
「なにをお願いしたんだい?」
「…秘密です。 イルカ先生は?」
「オレは色々と…。あ、あと今年の目標が達成できますようにって…」
「目標ですか? 凄い。 何かの記録更新とかですか?」
あははと笑いながら石段を下りる。
暗いから足元気をつけて だなんて、私だって忍の端くれなのに。

石段を下り切ったところで、イルカ先生がほうと白い息を吐いた。
「記録更新だなんてそんなことねえよ。毎年ちょっとだけ決心するんだ。
今年こそは怒鳴る回数減らすぞ とか」
照れ笑いして、鼻疵をぽりっと掻く。
「今年は何を決心したんですか?」
「んっと、な…笑うなよ。 今年はスキが増えますように」
なんだか洒落たコピーのようで、理解不能。
私が不思議そうな顔をしてたのか、イルカ先生は小さく咳払いした。
「ほら、世の中イヤなこと、多いだろ? 理不尽なことやむかつくことが。 ただでさえそうだから、ヤなことの中にもイイとこみつけようかなって。そんで世の中にスキなことが増えたらハッピーかなって」
漢なんだけど、素敵漢なんだけど、乙女チックな発想が素敵過ぎて、逆に顔がこわばっちゃう。
「これぞ正しく、ハッピーニューイヤー なあんちゃって」
往年のギャグまで飛び出して、私は瞬きするのも忘れていた。

Happy New Year
ハッピーが沢山の新しい年でありますように

イルカ先生はそう思ってるんだろう。
「素敵です!」
私はそう言って、ぐわしっとイルカ先生の手を取り握り締めた。
イルカ先生は耳まで真っ赤になっている。
「そ、そっか?」
「はい!イルカ先生のそういうところが大好きなんです!」
私の目は潤んでいたのだと思う。
イルカ先生は私をじっとみつめると、腰を抱き寄せ瞼にキスをした。
そのあと、ためらいがちに唇を移動させながらキスを繰り返す。
唇が合わさると涙が溢れてきた。
その涙もキスで拭うイルカ先生がそっと囁く。
「明日の朝、一緒に七草粥食べよう。 いいね?」

 

 

 

 

 


コメント(4) 

コメント 4

ねね



金鳳花さん こんにちは♪
ご来訪とコメントをありがとうございますv

纏め読みでも大歓迎vでございますよ!
おせちは年に一度だけですからね。つい頑張ってしまいます(苦笑)

カカシは常に上から目線ですよう~!
有無を言わさぬ強い言葉をあのイイ声の優しい口調で…vv
里の誉れたるもの寧ろそうじゃないといけません!
ゲンマにもありがとうございます♪
相手が一般人だから余計その攻めにどう対処していいやら…だと面白いなあと妄想しています(笑)
特別上忍以上は皆攻めヒロインには弱いですよ(←断言)
ライドウなんてきっとイチコロでしょう。
スキスキビーム、最近では近所の赤ちゃんに出してますよ、私(笑)
だって、ほんっっとに可愛いもの~!無条件に可愛い♪
七草粥はイルカ先生にふうふうして食べさせて貰うのが理想ですっ!

来週は雨のあともっと強い寒波が来るみたいですね;;
金鳳花さんもお忙しい毎日のことと思いますが、ご無理なさいませんよう…
あったかくしてお過ごしくださいませvv






by ねね (2010-01-09 15:40) 

ねね



ケイさん こんにちは♪
ご来訪とコメントをありがとうございますv


そーだねっv絶対次の朝は遅いよねっvv
なんかそう妄想するだけで顔がにやけるわ♪
おや?思ったより早かったですか?(笑)
だってもう、機は熟してるからね。
ウチのイルカにしては辛抱した方かな(笑)

お楽しみいただけたようで嬉しいですv
ハイ!私たちもイルカ先生に負けないくらい良い年にしましょうねvv



by ねね (2010-01-11 05:59) 

ねね



ナナさん こんにちは♪
ご来訪とコメントをありがとうございますv

トゥーースッ!
お尻がもじもじですか、良かったわ~(笑)
スキスキが散りばめられて…お褒めの言葉、嬉しいです♪
だってそういう想いでこのブログ名に決めたんですからvv
布団!ぶっ飛ばして貰いましょう!(笑)

あらら、柱で…大丈夫ですか?
足のほうも大丈夫なのかな?
どうぞお大事になさってくださいねvv
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。



by ねね (2010-01-11 06:05) 

ねね



緋桜さん 引き続きコメントをありがとうございますvv


きゃあー、同じこと考えてたんですか~(爆笑)
ホント、この台詞はカップルをからかうおっちゃんの言いそうなこと№1だと思います。

おおっ、気づかなかったわ; そうだわ、そうに違いない。
イルカ先生の一番の願いは「彼女ともっと接近したい」だったに違いないですねっ♪
翌朝の七草粥を刻む手は、軽やかだったことでしょう。

頬が緩みっぱなし…嬉しいお言葉に深謝申し上げます。
私はこの寒さで肩がガチガチです;;肩の筋肉、緩んで欲しい~。

来週は10度近くも気温が上がって暖かくなるそうで、かえって体調崩しそうです。
お忙しい毎日、緋桜さんもどうぞご自愛くださいませvv



by ねね (2010-01-15 13:02) 

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