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shower [SS]

本日の妄想:イルカ先生に浮気疑惑! うっっそぉー!?


久々の更新なのに、今更のネタですんません…

大人風味のため、子供は読んではいけません。

 

ホントにあっという間に夏休みに突入してしまいました;;
うみの日もあっさりスルー(苦笑)

みなさま どうぞ 楽しい夏休みをお過しくださいませ~vv

 

 

 

 

              ― Shower ―

 

夕立の中、駆けつけたイルカさんちの玄関先で、
約1ヶ月ぶりの抱擁はぎこちなくて、
「お帰り」 と 囁く声も硬いように思う。
私はシャツに頬をすりつけて、胸いっぱいにイルカさんの匂いを吸い込む。
「予定より1週間も早いじゃないか」
「…頑張ったもん」
そうよ、早く会いたくて頑張ったのに、早く帰っちゃいけないみたいな言い方に聞こえるのは何故?
とんとんされる背中が熱い。
イルカさんの手はいつも熱い。
「そっか…疲れたろ? 暑かったしな…」
「…うん」
聞こえてくる拍動がいつもより早い。
疑うなんてどうかしてる。
だけどこの抱擁がぎこちないままだから、私は不安でやるせない。
大体、こんな時間に家に戻ってること自体が珍しすぎる。
残業もせず、定時にダッシュで帰らなきゃならないほどの大切な用事があったの?
不安を振り払うようにぎゅうぎゅう抱きついてもっともっと頬をすりよせると、
イルカさんは困ったように嘆息する。
一気に全身の力が抜けた。
今までの疲れがどっと出てしまったみたい。
顔だけ見て帰ろうと思ってたけど、甘えてもいいかなあ?

身体を離して、イルカさんを凝視する。
一瞬だけど、イルカさんの眼が泳いだ。
いつもはじっとみつめ返してにっこり笑ってくれるのに。
いつもはきちんと結わえられている髪が乱れているし。
なんだろう?この感じ。 
不安で不快。
「ねえ、今日、泊めてくれる?」
「きょ、今日?」
「…駄目なの?」
「いや、いいよ。 うん、全然構わない。 あ、なんか喰いたいもんある?
オレも晩飯まだだし作ってやるよ。それともどっか行こうか?」
取ってつけたような笑顔。
なんなの?その慌てたような態度は。
「なんでもいいよ。贅沢は言いません」
「そっか、じゃあ素麺にしようか?」
「うん、ありがと」
イルカさんは少し頬を染めて私の足元に跪く。
とても丁寧に脚絆を脱がせてくれる。
私は暫しの間、不安と不快を忘れてうっとりとイルカさんを見下ろす。
「あ、ちょっと待っててくれるか? 散らかってるから片付けたいんだ」
とんでもなく早口でそう言うと、イルカさんは半分開いたままの寝室のドアをバタンと閉めた。
「先にシャワー浴びなよ。 雨で濡れてるし疲れも取れるぞ」
もっともな言い様がいちいち癪に触る。
あんなに勢い良くドアを閉めるなんて、見られたら困るようなものがある証拠だ。
他に人が居る気配はない。
だけど、連れ込んでいる相手が忍なら気配を消したり、瞬身で逃げるなんて事は造作ないこと。
「じゃあ、シャワー浴びちゃおうかな? タオル貸してね」
「お、おう。 下着はいつもの引き出しの中だから」
私は短く礼を言うと、ほっとした表情を見せたイルカさんを盗み見る。
ベストを脱ぎながら、キッチンへ入って行ったのを見届けると、
忍び足で寝室の前に立ちドアを開けた。


閉められたカーテンの隙間から、夕立の後の強い西陽と涼しい風が入っている。
だけど室内はむっとするような空気で息が詰る。
ベッドが、乱れている。
ティッシュの箱の傍らには成人誌。
屑篭にはティッシュの山。
イルカさんの匂いに満ち溢れている。
そうか、不味いタイミングに帰ってきちゃったみたい。
申し訳なく思った瞬間、僅かに殺気を滲ませたイルカさんが音も無く背後に立った。
「…シャワーは?」
低く、凄みのある声に背筋に厭な汗が伝う。
「うっ…っ…」
恋人同士とはいえ、プライベートを覗いてしまったことに少なからず後悔する。
なんと言って誤魔化そう?
いや、もう誤魔化せるレベルではない。
なら、いっそ・・・・・・
「イルカーの部屋は生臭いからー」
哀愁を込めてCMソングを口ずさむ。
「お、おまえなあー!」
「ウソウソ。生臭くなんてないよ」
「ちくしょー、からかいやがって」
「ごめんごめん、ほんとにごめん!疑ってごめん!」
「なに?疑ってたのか?オレを?なんで?」
「だから、ごめんって…ごめん…ねえ」
私は真っ赤になってるイルカさんの首に、甘えるように腕を回す。
イルカさんが俯いたので上を向いて顎の角度を変える。
すぐに唇が降りてきた。
仲直りのキスはいつも優しい。
「私も寂しかった。だから滅茶苦茶頑張ったの。ねえ、ひとつだけ教えて」
「なんだ?」
イルカさんの熱い手が腋の下から背中に回る。
鼻疵の上、黒い瞳いっぱいに私が映ってる。
「本見てヤっても、最後は私?」
「…バカ。 当たり前だろ」
「嬉しい」
うふふと笑う剥き出しの肩を、イルカさんが噛む。
「ヘトヘトなの。 シャワー、一緒に…」

最後まで言い終わらないうちに、イルカさんは私を横抱きにして、浴室へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

テレビっ子ですんません(笑)
大人の貴女の為に、続きはいつか蔵出しますv

 

 

 

 


 


コメント(2) 
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コメント 2

ねね



緋桜さん こんにちは♪
ご来訪とコメントをありがとうございますv

全部愛しいですか? 嬉しいな~v
私、イルカ先生のちょっとどんくさい処も好きなんですよ~vv
そう言って頂けてイルカ先生も喜んでることでしょう♪
キンチョーのCMは何故かいつも家族みんなの脳内に擦り込まれます;
少し前は子供が虫コナーズを歌って踊ってしゃあなかったです(笑)

本当に鬱陶しいですね;;
昨夜も2時と4時に警報が発令されて、夜中のメール着信音で目覚める事に;;
今、日食の最中のようですが、どんより曇ってて無理そう;;
暑いのもイヤンだけど、夏はやっぱり青空がいいですねvv
緋桜さんも夏の暑さに負けないよう、お元気にお過しくださいませ~♪



by ねね (2009-07-22 10:46) 

ねね



ケイさん こんにちは♪
ご来訪とコメントをありがとうございますv

自分で処理してるんだから、後ろめたいことないのにね。
イルカ先生ったら親にエロ本見つかった中学生みたいです(笑)
蔵バージョンはイルカ視点がいいですか?
はい、ケイさんのご希望、承りました!
虫干しの時に出せるよう頑張ります(笑)
楽しんで頂けてとても嬉しいですvv

今日、学校の図書室で「はなさきやま」を読みました。
今からメールします(鼻息荒=3)
ではまた~vv


by ねね (2009-07-24 13:59) 

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