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苺 [SS]

本日の妄想:イルカ先生は実は秘かに自来也を信奉している!

あの豪傑さを漢らしいと呼ばずになんと呼ぼう と 憧れています。
カカシのそれはイチャパラを肌身離さず持っているほどなので公式ですよね。
イルカ先生も新刊が出る度に秘かに入手。 見つかり難いところに隠し持っています(笑)

いつも以上にぶきっちょな、原作に近いイルカ先生の妄想駄文です。

 

苺の美味しい季節になりました~♪
実家に居るときは苺を苺と呼ばずに「スイスイ」と呼んでいました。
母も「スイスイあるで~。食べや~」 弟や父まで「今日のスイスイ甘いなあ」とか(笑)
昭和の漫画「まことちゃん」に「苺のスイスイ」という話があったのvv
夫婦が大切に育てている苺のスイスイ=中華風の若い美しい娘を、
「どれ?もう食べ頃か?」と毎日来てはベロベロ舐める幼稚園児まことちゃん=雲に乗ってやってくる
中華風の魔人。「わしらのかわいいスイスイはいつ食われてしまうんだろう」と怯える老夫婦。
それ以来、綺麗で美味しそうな苺をスイスイと呼んでいます。
先日デパートで買った「苺酢」は牛乳で割るととても美味vv  「スー・スイスイ」です♪



 

 

          ― 苺 ―

 

 

アカデミーでは早番というものが2週間ほどで回ってくる。

新月の暗い路地を白い息を吐きながら、イルカはアカデミーへ向かっていた。


途中、ナルトの家を見上げると灯りが燈っていた。
あいつ もう起きたのか それとも 今から眠るのか
などと思っていると灯りが消えた。

そうか おつかれ  おやすみ ナルト

イルカは心の中でそっと呟いた。


それにしても、寒い。
髪、下ろそうか。
ポケットに手を入れて、拳を作ってぎゅっと握る。
イルカはあくびを噛殺した。

 

タッタッタとリズム良く近づく足音にイルカが振り返る。
見ると、ナルトが手を振りながら駆けてくる。
任務明けで就寝したのではなく、任務へ向かう準備が整っての消灯だったのか
オレもまだまだだな とイルカは秘かに自戒した。

「イルカ先生、おはよう」
「おはよう ナルト。 随分早いんだな」
「へへっ」
ナルトは照れたように人差し指で鼻の下を擦った。
「下忍たちの見張り役。オレってばもう中忍だからな」

イルカは自分と並んでも引けを取らない体格に育った嘗ての教え子を見遣った。
誇りと賞賛の気持ちで胸がいっぱいになる。

「そうだな、がんばれよ」
「…っつっても、苺の取り入れ作業なんだけど」
あははと笑うナルトにイルカも笑みを洩らす。

分かれ道に差し掛かる頃には、里はぼんやりと明るくなっていた。
「オレ、こっちだから」
「ああ。気をつけてな。農家の人に喜んでもらえるよう頑張るんだぞ」
ナルトは解ってると言いた気に頷いた。


「あ、先生にも苺、貰ってきてやろうか?」
「いいよ、オレは」
「いいから、遠慮すんなって。 オレも貰うんだ。 で、サクラちゃんにあげんの」
ナルトはニシシと嬉しそうに笑った。

「エロ仙人が、教えてくれたんだ。 好きな娘には「甘いもの」をあげろ って。
おまえさんのことを気に入ってる って意味なんだってさ」

「へえ~、自来也様が? それ、本当なのか?」
イルカの食いつきに意外さを感じながらも、ナルトは少し誇らしげに話した。

「昔、お見合いってのがよくあったんだってさ。 結婚したい年頃の男と女が、お節介なおばちゃんに
出会わされんの。 で、男の方が女を気に入ったら甘いお菓子を買って、持って帰らすんだって」
「へえ~、それが意思表示? 自来也様がそう言ったのか? 本当か?」
「なんだよ、先生? 疑うのか?」
「いや、女の方が気に入ったらどうするのかな と思って…」
「だあーっ! もう、イルカ先生ってば、昔の話だって言ってんだろ? 
昔はアプローチは男からって決まってたの!」


ナルトは顔を赤らめてイルカをみつめた。
イルカ先生ってばオレよりずっと大人の筈なんだろ? と声に出して言いたいのをぐっと堪える。
一方、イルカもその視線が今ではとても近くにあることに、今更ながら驚いた。
こいつ、オレよリイロイロシッテルノカモとカタカナで考えたくらいだった。
そうに決まっている、なんせ、自来也様と修行の旅に出ていたのだから。
僅かな嫉妬に似た羨望の眼差しで、ナルトを辛うじて見下ろして、ぽりっと鼻疵を掻いた。

「イルカ先生が食わなくてもいいんだぜ。 好きな人にあげなよ。ね?
朝採りだから美味いよ。 葉っぱもつけたまんまの新鮮で綺麗な苺、持ってってやるってばよ!」

ナルトはそう言い残すと、返事を待たずに踵を返した。

イルカはその後姿をぼんやりと見送る。

そうか。 甘いもの。 
好きな相手には甘くて美味しいもの。
そうか、自来也様が仰ったのなら そうしよう。


火影岩を朝日が照らし出していた。

 

 

 

 

 今年のバレンタインは逆チョコですってよ(笑)

 

 

 

 

 

 

 


コメント(2) 
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コメント 2

ねね



ケイさん こんにちは♪
ご来訪とコメントをありがとうございますv

うひゃひゃv 苺って桃と同じくらいえろい食べ物ですよね~(笑)
うん、そのシーン覚えてる。
もっと古いのだと「テス」でナスターシャ・キンスキーが苺食べさせてもらってたよvv
林檎やバナナも昔からそういう象徴に使われていますが、果物って全部えろい?(爆笑)
スイスイは彗彗という字が当てられてたと思います。とってもジューシーそう♪

イルカ先生は隠れジライヤーという脳内設定(笑)
何度も一緒に修行の旅に出たナルトが誇らしくも羨ましい。
ナルトが修行中のエピソードを話す度に、ダンボ耳で聞いています。
ナルトはなんもかんも、一通りの事以上、知ってると思います(腐)
そこんところがまた、純朴イルカ先生にとっちゃあ、ジェラシー(笑)

今からケイさんちに遊びに行きます♪
じゃああとでね~vv

by ねね (2009-02-02 11:46) 

ねね


あっきいさん こんにちは♪
ご来訪とコメントをありがとうございますv

眩しいほどの好青年イルカ先生vv
妄想世界は自由なので、資格なんて要りません。
ブロンディの曲にもあるんですよv Dreaming, Dreaming is free♪って(笑)

デパートもスーパーも、バレンタインコーナーのピンクや赤で華やかですねv
でもその傍らには雛祭り用のお菓子が粛々と…商戦だわあ(笑)
この時期、息子さんをお持ちのママ達は少なからずドキドキなのかしら?
手作りするの? きゃぅっ! イルカ先生並に一途vv
蔭ながら応援しています! がんばれーっ!仔あっきい君~♪

ウチの長女ってば、3歳からずっと渡し続けていた男子に渡さないらしい。
冷めたわけではないけど、今年は「トモチョコ」なんだって(笑)

日差しは暖かだけど風が冷たいですね。
「春は名のみの風の寒さや~♪」と小学校卒業式で歌った早春賦を思い出します。(←なんという遥か昔の話;;)
御家族とも どうぞご自愛くださいねvv




by ねね (2009-02-06 14:01) 

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