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昼寝 [SS]

本日の妄想:イルカ先生は昼寝が好き。っていうかプロ。2分くらいでリフレッシュできる超早業。
ああんっ!イルカ先生の腕もしくは膝枕でシエスタしたいよう! の駄文です。

お昼寝って一回すると、癖になるよね? 
次の日も同じような時間になると瞼が重くなりません?
ああ、眠いよう…アップしたら少し寝ようっと。
スペイン人の気持ちが解るような気がするわ。
 
 
   -昼寝ー

明け方近くに、任務前の彼女がキッチンでゴソゴソしてるのは知ってたけど、
まさかこの時期に弁当を作ってるとは思わなかった。
昼休み、弁当包みを抱えて校舎裏へ急ぐ。
陽が当たらない校舎裏は風だけが吹き抜けてとても涼しい。
木の根元に座って合掌した。
暑い季節の弁当ってのはなかなかスリリングだったが、
彼女もそれが心配だったのか、通り過ぎるほど火を入れてあった。
狐色であるべきものが、狸色になっていてほろ苦い。
味わいながら苦笑する。
独りで笑ってることに独りで照れて、誤魔化すように見上げた視線の先には、
校舎より高い部分の木の葉に陽光が煌いて眩しい。
午前中だけとはいうものの、暑い最中の護衛任務。
忙しいんだから無理しなくていいのに。
梅干の種を空になった弁当箱に吐き出して、合掌。
―ご馳走さん 美味かった
食堂で並ばないで済んだ分、時間に余裕がある。
読みたかった文庫本を取り出して文字を追ううちに、焦点が合わなくなり
呼吸がゆっくりと深いものに変わっていることにはっとした事、数回。
だがそれに抗う気もないオレは、本能のまま眼を閉じた。
さっきまで心地良かった風が、向きによって熱風に変わる。
すぐ傍に馴染み深い柔らかなチャクラを感じたけど、暫くこのままでいよう。
脚の上に感じた小さな塊が次第に重くなっていくのは、彼女も寝入った証拠だから。
木の葉のざわめきに混じって聞こえる規則的な寝息に、思わず笑みが洩れる。
オレたち、忍者なんだぜ? こんなの駄目だろ?
大きく溜息を吐くと彼女がむっくりと起き上がった。
「イルカさん、臭くなっちゃうから、お弁当箱は洗って持って帰ってくださいね」
オレは片目だけ開けて彼女を見た。
 
            
 
                     ダーリンの部下がね、毎日お弁当箱洗って帰るんだって。
                     「エライね」と言ったら「なんで?」と不思議そうにするので、
                     「そこまで躾た奥さんがエライと思う」と言いましたよん。
 

 



 
 

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