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鏡越し [SS]

本日の妄想:イルカ先生は結構、鏡好き。
自意識過剰というわけではないのですが、普段歩いていてもガラスに映る自分の姿をチェックしてそう。
姿勢とか御髪の乱れとかね(笑) 
こっから先は大人風味につきご注意!

 

 

            -鏡越しー

気だるい身体に鞭打つように気合を入れて、そっと布団から這い出す。
隣で眠るイルカさんを起こさないように。
だけど私が起きるより先に目覚めてるんだわ、きっと。
手探りで下着を探し出して洗面所へ。

身体を隠す最小限のものだけを身につけて歯を磨く。
顔を洗って鏡でチェック。
初歩の医療忍術―練ったチャクラを指先に集めてイルカさんがつけた痕を消していく。
ひとつづづ、ひとつづつ・・・・
任務がなければ消さずにおくんだけど。
印を結んで分身に消し残しがないかもう一度チェックさせる。
ああ、イルカさんたらなんでこんなところにまで。

そのままの格好でお化粧を始めるとイルカさん独特の柔らかいチャクラを感じた。
「おはよ」
「おはようございます」
鏡越しの挨拶。
私の肩に軽いキスをしてそのまま腕を摩るイルカさん。
「朝飯何がいい?」
疲れからかいつもよりハスキーな声で尋ねてくれる。
「あ、冷蔵庫にワッフルの生地を寝かしてるから私、焼きますよ」
「そっか、じゃ、オレ、サラダでも作ろうか」
肩まである髪を頭の天辺で結わえているのを鏡越しで見ながら、
私は微笑み頷いて立っている位置をずらして、イルカさんにスペースを空ける。
イルカさんは私と並んで歯を磨いて顔を洗ったあと、石鹸を泡立てて髭を剃る。
男の人が髭を剃るところを見るのって面白い。
私はマスカラを塗る手を止めてイルカさんを凝視する。
鏡越しで。
イルカさんも鏡越しで私を見遣る。
なに?っていう風に眉を上げて。
鼻の下を剃ってる時の顔が一番面白い。
思わず笑ってしまう。
「なに?何か可笑しいか?」
イルカさんも笑いながら鏡越しでそう言った。
「うふふふ、イルカさんが髭を剃る顔って可笑しいなーと思って」
「お前だってマスカラ塗ってる時の目、変だぞ」

鏡越しで話すのはやめて隣にいるイルカさんに向き直る。
変な目って言うなー!
そう思いながら、抱きついて昨夜私が付けた痕に重ねてきつく痕を付けてやった。

 

                             任務のある朝は忙しそう。頑張れ!くのいち!

 


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