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夜桜 [SS]

本日の妄想:イルカ先生とお花見第二弾 夜桜で酔っ払いイルカ炸裂
        主な出演 イルカ ヒロイン イビキ アンコ 火影  友情出演 カカシ
妄想駄文のタネをくださった よご様~、ありがとうございました(お辞儀)
捏造三昧でちょっと長いです。イルカ先生が壊れてます。それでもよろしければ続きをどうぞ

 

 

     -夜桜ー

成人忍者達が桜の木の下で三夜連続で呑んで騒ぐ。
誰が名付けたか 「木の葉隠れ夜桜酔狂宴」  この三夜だけは無礼講
階級の上下、男女、老若、全ての域が取り払われて只管、花と酒に酔う。
三夜連続と言っても忍者の数が多いため三部に分けて開催されるだけで、全忍者が三夜連続で酔い潰れる訳ではない。
しかし、本当に三夜連続で夜桜酔狂宴に参加している者が四名居る。
火影、ご意見番のホムラとコハル、そして中忍うみのイルカ。
三夜目、最終日の今夜、イルカ中忍は骨の髄までアルコールが滲みていくのを感じつつ、
注がれる酌を断りきれずにいた。
最終日のメンバーの一員であるマイト・ガイが一升瓶を手に歯を輝かせる。
「いーから遠慮せずもっと呑めえ!青春は後戻りできんのだぞ!」
大振りの朱塗りの杯になみなみと注がれる吟醸酒に桜の花弁が舞い落ちた。
「遠慮じゃなくてもう本当に・・」
と思いながらも力なく愛想笑いを浮かべたイルカは天を仰いで飲み干した。
火影がパイプを燻らせながらその様子に目を細めている。
花も月も綺麗な夜だった。

「・・・大丈夫かしら?」
クーラーボックスから氷を取り出しながら、ちらりと彼の方を見て思わずそう洩らしてしまった。
イルカさん、すごく目が据わってるもの。
「ね~え?氷まだあ?早くしてよう~」
「は、はい!アンコさん」
アンコは甘党なのは周知の通りだが酒となれば洋酒党なのだ。
ブランデーウイスキー、なんでもござれ・・・ただし、乾き物のアテは甘納豆と決まっている。
氷を持って戻ると同時に隣に居たイビキに肘をつかまれた。
「アンコ、おめえ氷くらい自分で用意しろ。なあキミ、アンコの事はほっといて座ってゆっくり呑みなよ」
言葉の前半はドスの効いた口調で、後半は下心のある男独特の口調でイビキが言った。
「あ、でも、私あまり呑めないんです。ごめんなさい」
中腰で笑みを浮かべながら丁寧にお断りする。
だってイビキさん、笑ったら優しい感じだけど・・・
そのやり取りをイルカが見ている、さっきより以上に据わった暗い目で。
イビキは一部のくのいちに可愛いといわれている最高の微笑を浮かべながら手に力を加えた。
「なに可愛い事言って・・・」
一瞬にして抱き込まれる―というか赤ちゃんが授乳される時のように仰向けに膝の上に。
あまりのことに吃驚して声も出ない。
「仕方ねえなあ・・じゃ、俺が口移しで・・」
イビキがブランデーを口に含んで顔を近づけた瞬間・・・・
「ドルフィーンキィーック!」
イルカがイビキの肩めがけて飛び蹴りを放った。
屈強なイビキの身体はびくともしないが、膝の上に居た娘はアンコの処まで飛ばされた。
「痛ってー! おめえ!イルカ、急に何しやがんだ?」
イビキの顔は既に拷問・尋問部隊長の顔に戻っていた。
にも拘らず、イルカは腰に手を当てて仁王立ちで怒鳴り散らす。
「コラー!イビキー!てめえ、人の彼女に手ェ出すんじゃねえぞ、この野郎!」
「えーっ?何?あんた達付き合ってたの?へえ?」
アンコが面白そうに口を挟む。
いくつかのグループに分かれて呑んでいたが、騒ぎに気付いた他の者達が集まって来た。
「イルカー!お前ってヤツは、お前ってヤツは!ナイスだぞー!こんな可愛い娘をゲットしていたとは!
さあ、さっきのドルフィンキックと俺のダイナミックエントリーで対決しようじゃないか!」
何故か感涙に咽ぶマイト・ガイに一同、呆れる。
イルカはそんなガイを一瞥すると皆に向かって叫ぶように言った。
「なんだよ みんな?! 大体、オレが女の子と付き合ってちゃ可笑しいってのか? え? 手も握れない初心なヤツだと思ってんだろ? それになんだい、勝手に人のこと真面目だけが取り得のイイヒトだとかえっちが下手そうだとか受け臭い中忍だとか何とか好きなことばっか言いやがって! ちっくしょー!オレだってオトコだー!人一倍えっちが好きだよ! くっそー! 万年中忍で何が悪い?!」
イビキは見たこともないイルカの迫力にたじたじとなっている。
集まってきた他の者もいつものイルカとの違いに唖然としていた。
イルカさんは私のところへ歩み寄って手を差し出して立たせてくれた。
ぱたぱたと服についた花びらを払って肩を抱き寄せて皆に向き直った。
「ああそうだよ!オレはこいつが好きだ。芯から惚れてる。こいつだけは絶対に誰にも渡すもんか」
そう言うとイルカさんは私にくちづけた。
それは軽い挨拶みたいなものじゃなく、そのあとを予感させるような熱の篭った深いくちづけだった。
信じられない。公衆の面前でこんな事する人じゃないもの。
絡まされた舌を解くと名残惜しそうに唇を離し、じっと瞳の奥を見つめられた。
「好きだ、愛してるよ」
甘い声で囁かれたが、途端にイルカさんがその場に大の字でひっくり返った。

「そこまでじゃ」
火影がパイプを燻らせてゆっくりと振り返る。
「カカシ、頼んだぞ」
「御意」
カカシが額宛を上げて複雑な印を結ぶ。

次の朝、充血した目のイルカは人生色々で火影の隣に座って受付の仕事をしていた。
火影は穏やかな微笑を浮かべて仕事をこなすイルカを横目で見てプカリと煙を吐き出す。
この真面目で純朴な青年の日頃の鬱憤を晴らしてやりたい
両親を亡くした孤独な子供の頃から目をかけているイルカが可愛くて仕様がないのだ。
後々のことを考えて、一部の上忍と特上以外にはカカシに頼んで記憶操作の術を施して貰う。
「火影様、昨夜は申し訳ございませんでした。途中からの記憶がないのです」
「うむ。よう呑まされておったからのう」
「・・・今日はイビキさんはどのシフトにも入っていないのですが」
「アレは今日は休暇じゃ」
火影は頭上の傘を深めにかぶり直すと、くくっと笑った。
 

 

                           イルカ先生は里の忍のアイドルだから大事にしないとね♪

 


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