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花粉症 [SS]

本日の妄想:イルカさんはアレルギー知らず。丈夫そうです。食あたり・水あたりもなし。
抵抗力とか免疫力とかたっぷりありそう。スタミナもね♪

の妄想駄文。花粉症って困る。

 

      -花粉症ー

強い風が雲を吹き飛ばす。
雨上がりの空は突き抜けるほどの青さで眼に眩しい。
それでなくても眼がしょぼしょぼするのに。
ゴーグル型のサングラスに隙間が無いか確認して花粉避けマスクをつけ直す。
くしゃみを連発、こんな日にデートなんて最悪だ。

「・・・その格好、怪しいな」
イルカさんが笑いを噛殺しながらそう言った。
私は目を細めて彼を一瞥した。
そうよね、イルカさんは私と違って忍者だからこんな苦労、知らないんだわ。
並んで歩いて、一楽のラーメンを食べに行く。
鼻が詰まってて味がわからない。
おまけに鼻水の量が増える。
泣きたくなる・・・・もう既に涙目だけど。
アカデミー入学してチャクラコントロール覚えれば?楽になるぞ」
イルカさんは完全に面白がってる。今日の彼は意地悪だ。
「・・・・もういい。今日はもう帰るわ」
すっごく久しぶりに逢えるから楽しみにしてたのに酷い。
イルカさんの顔色がさっと変わった。
「え?もう・・・?」
「うん。帰る。」
立ち上がって伝票を親父さんに渡すと、イルカさんも椅子をガタンと鳴らせて立ち上がった。
「オレが・・・」
「いいよ、今日は私が払う」
なんか、つんけんしてるよね、私。
飲みすぎて効かなくなった薬の所為で考えが纏まらないのかもね。
店を出ると私の前に立ちはだかったイルカさんに両手で肩を掴まれた。
「辛いんだろ?オレの家でゆっくりしてけよ。な?」
真剣な眼差し。
「・・・でも・・・」
でも断る理由がないのよね、本当は帰る理由もないんだから。
逢えるだけで嬉しいもの・・・・

イルカさんは家に着くとすぐに「あ、これ」と言いながらポーチから小さな紙包みを出した。
「綱手様に頼んで特別に調合して貰った。今日から3日続けて飲めば3ヶ月間効き目があるそうだ。滅多に手に入るものじゃないから他言は無用だよ」
先程までの面白がってる様子や意地悪さは感じられない。
いつもの優しくて思いやりの溢れる態度に涙がこぼれそうになった。
「今すぐ飲んどきなよ。な?」
台所から水を持ってきてくれたイルカさんに抱きついて礼を言う。
「ありがとう」
イルカさんは笑いながら私の涙と鼻水をティッシュで拭ってくれた。
ありがとう 大好きだよ イルカさん・・・・

 

 

                  保湿ティッシュって鼻の下にありがたいですねえ。








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